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<旅行記>15人の高知珍道中<番外編>

カメラマン 近藤
その他撮影

こんにちは、

フォトスタジオKOWAの近藤です。

 

今回のブログは番外編。

先日、一族15人で先生(先代社長兼父)の故郷である、

高知県土佐清水市まで行ってきました。

おそらく最後の里帰り。

その模様を写真とともにたっぷりご紹介させていただきます。

 

高知県は約20年ぶり。

またとない機会なので娘(3才)も連れていく予定が、

前日に発熱し、急遽欠席。

カメラ係を託されたボクとしては、その時点で行く気も失せる。

 

色々手配していただいているので、

ブーブーいいながら参加しました。

小さくなる東京を眼下に見ながら、とりあえずワンピースの最新刊を読む。

「これ本当に終わるの?ちゃんと。」少し毒づきたくもなる。ビールも出ない。

 

1時間ちょっとで龍馬高知空港に到着。

故郷の偉人の名前を冠した空港につこうとも、

カメラを持つ気にはならない。

久しぶりに高知の土を踏み、ふと見上げると、

心と反比例するかのような青い空が広がる。

さぁ旅の始まり始まり。

 

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高知駅で前乗り組と合流。

ま、前乗り?そんな気合十分のグループもいました。

昼食は庄屋。東京でもおなじみのチェーン店です。

ただ、駅の案内所の方に伺うと、地元の魚を使っているらしく、

非常におススメとのこと。確かに美味い。

会う度に毎回この帽子を被ってますが、千葉ロッテのファンではないらしい。

写真はここから。

 

意外と悪くない。

旅行っつーのは、シャッターチャンスがいたる所に転がっているらしい。

今まで知らなんだ。しかも娘がいないから、好きなタイミングで写真が撮れる。悪くない。

 

思春期真っ盛りの兄弟と、圧強めの土佐からのメッセージ。

ちなみにボクの名前である〝龍一〟の龍は龍馬からいただいております。

いごっそう。

 

この写真は家族では撮れないな。

オジサンだからこそ撮れた貴重な1枚。

家宝にするとのこと。家宝にしてはレッドブル強めだけど。

 

あちぃ。伝わるだろうか、この暑さ。

 

仲良しガールズグループ。

 

突如不審者に抱きしめられ、阿鼻叫喚のガールズグループ。

一見不審者に見えます。少し間を空けて、よく考えてみれば、やっぱり不審者です。

平井で偶然会った時、目を背けましたもん。

ですが、この旅行の全ての予約を一手に引き受け、滞りなく完遂するデキリ。間違いなくMVP。

見た目が変わっているだけ。

 

暑すぎて日陰で涼んでたらパタパタ足音が。

はいシャッターチャンス。

旅行は人の心を舞い上げるらしい。

 

駅のホームはいい。非常にいい。写真にぴったり。まさに旅。

 

これも好きな写真。

年齢と性別的にみんなのちょうど間。だから相棒はスマホ。

まさかピースをしてくれるとは。

 

電車内だって写真は撮れる。

ボク1人にガールズグループという地獄の席。しかも座席を回転させて対面式に。

みんなで順番に絵を描き、それを見せられては、

順位を決めさせるという地獄の2時間。さっさと寝ろ。

 

高知は雄大だ。そして川が綺麗。

それだけでテンション上がる。

 

誰もいなくたっていい。旅は。

 

甥っ子姪っ子軍団の中では最年長。

一番カメラを嫌がるので、寝てるすきに。

 

今回最年少?でも一番うるさくて、性格キツメ。

 

高知駅から電車で約2時間。中村駅に到着。

ここからが長い。これまではバスでゆらゆら揺られましたが、

今回は旅慣れた大人が2人いるので、レンタカーを調達。

これが大正解。2/3くらいの時間で目的地に着いた。

 

これが中村駅。20年前と変わりなし。

 

先生はここで育ちました。

小さい頃、おそらく酒もしっかり入っているであろう

爆走するじいちゃんの軽トラの荷台に座り、

夜空を見たことを思い出す。星しかなかった。

 

廃墟の前で、集合写真。

高知旅行最初の集合写真は、なんと廃墟の前でした。

右側に1人車酔いした子も。今にも吐きそう。

 

後で話を聞いたところ、

長年家のお世話をしてくれたおば様は体調を崩され、

家はそれ以来そのままとのこと。

玄関は施錠してあるも、裏は基本的にオープンスタイル。

泥棒も驚く防犯システム。

 

乗り物の連続で、酔いやすい人には辛い時間でしたが、

カルピスが生き返らせる。どんなCMより美味しそうに見えるぜ。

ポカリみたいに、学校でイケてる男女が躍るCMもいいけど、

ボクはこういうのが好きよ。

 

 

ドブにすらカニがいる。けっこーいる。蛇もいました。

 

いきなり青春を始める兄弟。

普段はまったく喋らないらしいですが、

この旅行中はず~と一緒。母的には嬉しいらしい。

 

サーファーしかいない砂浜。

 

ベストショットの1枚。

 

一日目夜。

乗り物乗り物乗り物乗り物の一日。

疲れた体に風呂上りのビールは、神々しく美味い。

土佐といったら鰹。

 

夕食後は各自の部屋で自由時間。

ボクは小学生とゲーム対決。

スマブラ、マリオカートを楽しみ、コテンパンにやられました。

その夜に事件が。虫が発生したとのこと。

我々は先進的なジェンダーレス社会を目指しているので、

〝虫は男性が処理〟というひと昔前の価値観とは相いれない。

動かざること山の如し。

 

2日目朝。こんな所にいます。

思えば遠くに来たもんだ。

 

せっかくなので、お部屋の写真も。

渋すぎる。文豪にオススメ。

 

基本的に誰もいない。そして猫少々。

 

せっかくなので、

ホテルから4.5分の足摺岬へ。

四国最南端。

後ろに見えるはジョン万次郎。

 

これも好きな1枚。

階段ってけっこーいい写真撮れます。

父と娘。何が見えているのだろうか。

 

カメラが嫌過ぎて、昔のビジュアル系のポーズになってしまった長男。

 

後ろ姿もいい。足がいい味出してる。

 

足摺岬の展望台で集合写真。

用事があったらしく、1人が遅れて到着。

小学校の男の子が足摺岬にどんな用事があるというのか。

 

オジサンはいいポジション。

いい具合におちょくってくる。

 

こういう写真がいいんです。

 

100円を投入して、ぶ厚い雲を眺める末の妹。

まぁ金じゃないし、景色でもない。大事な事は。

 

さすが南国高知。

緑は鮮やかで、森も深い。

 

 

そろそろ目的を忘れているけど、ここが旅のメイン。

家を守ってくれたおば様への挨拶。

お菓子、冷たい飲み物が嬉しい。

 

さっそく飽き始めるガールズグループ。

 

高知の最南端に令和ギャル発見。

 

昔の家って感じ。

初めてだけど、妙に落ち着く。

 

ただ、久しぶりの再会だからか話はロング。

ということで散歩に出かけました。

中央を走る斎藤和義さんそっくりの義兄は下北沢で人気の古着屋やってます。

芸能人もめちゃ来ます。ぜひ。

 

最終的にはチーフをのぞいてみんな来た。

魚が泳ぎ、地面が見えるほどの清流。

 

 

 

いてもたってもいられず水着に。

心が浄化されるらしい。

 

〝そうだ、高知に行こう〟

JR四国の皆様、次回のキャンペーンにぜひ。

 

高校生なので許して下さい。

カメラを向けるとすぐに中指を立ててきます。

昔はあんなに可愛かったのに。

 

さっきの写真との対比をお楽しみ下さい。すこぶるピースフル。

 

10数年ぶりの再会ですが、全然変わりなし。

 

おそらく二度と会うことはない。

 

いや、また会えるだろうか。

 

見送られながらさらっとお別れをすまし、

最近出来たというお食事スポットへ。

1人っつーのも悪くない。

ストレスがないから、めちゃ腹が減る。

娘と一緒の時は全て娘のリズムで生活するので、久しぶりの感覚です。

 

お土産も無事買ったので、近くの公園で遊びます。

雲梯が楽しいらしい。

 

だ、だれか~!!!

 

こちらは教えていただいた水族館。

この時期はどこへ行っても七夕がある。

子供たちはお願いしまくり。

そうそう、七夕って写真にぴったりですよ。

短冊が色とりどりなので、少し写真に入れると映えます。

 

少しバカにしてたけど、この水族館めちゃいい。

そして水族館ってね、これまた撮影に向いてます。

スポットライトもいいし。

 

この青っぽさがいい。

可能であれば、反射を利用するとよりエモい。

 

なんなら水槽の反対側から撮るのもいい。

臨場感が出ます。

 

ここでバッテリーが切れて撮影は終了。

そして最後の写真。

バッテリーをこすってこすって一瞬エネルギーをためて中村駅を撮りました。

電車、飛行機を乗りついであっという間に東京へ。

 

 

お写真は以上です。

いい。非常にいい。

 

いい写真ってなに?

答えは人によって千差万別でしょうが、

ボクの答えは、

〝温度があって、湿度があって、香りがあって、たま~に風が吹く写真〟

 

とってもポエミーですが、

本当にそう思ってます。

 

要するに、

写真を見ただけで、その時を思い出すような、

五感を刺激するような写真です。

そんな写真が沢山撮れたと思います。

せっかくなので、写真集にまとめようかなと。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

いつかこのスタイルで七五三を撮りたいな。

いや、こういう撮影コースがあってもいいよね。

ボクほど旅行写真が上手に撮れるカメラマンは日本にはいないので。

(いたらごめんね。)

追記:半分本気で、旅行フォトを手掛けたい。

 

あと、これから夏休みシーズンです。

旅行を予定している方も多いと思いますが、

シャッターチャンスはたくさん転がってます。

必ずしも風光明媚な場所や、

映えスポットじゃなくてもいいのです。

階段でも、庄屋でも、駅のホームでもいい。

 

いい写真が撮れたら、旅行はもっと楽しくなりますよ。

<フォトスタジオKOWA WEBサイト>