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<七五三>自然光で上手に写真を撮る方法<超簡単>
こんにちは、カメラマン近藤です。
ある日、写真チェックをしている田中ちゃんから言われました。
「近藤さんの自然光で撮った写真って他の人と違いますよね~」
そうです。たぶん違います。
カメラの設定はもちろん、構図含め色々違うと思いますが、一番の違いは
厳格なセオリーを持っているか、いないか。これです、たぶん。
せっかくなのでお教えしましょう。ルールは3つ。
①逆光
②被写体はカメラに対して正面or90度(真横)
③絞りは開放値(1.6~1.8)
以上です。これを守るだけでとってもキレイに撮れます。
②を補足。角度が中途半端な場合、光の入り方によっては顔の明るさが左右で異なり不自然になります。
ただ、セオリーに準じた場合、正面でも真横でも写真に写らない部分で光を受け止めているため、
均等に明るくなり、その分絞りも開けられます。
写真で説明した方が早いですね。
被写体はカメラに対して90度。顔の反対側はおそらく真っ白になってます。
ママとの2ショットもそう。
なんかふんわり写っております。偶然?
一切加工しておりません。
いい写真。
それにしても田中ちゃんよく気づきました。
なぜこちらから説明しないかというと、
”写真”でしか捉えられない”光”という現象・そしてその力について、
説明する事が難しいからです。見えない人には見えませんので。
これもそう。今回一番好きな写真かも。
ロケでもスタジオでもセオリーには愚直に。
構図(画面右側の余白)は自分っぽい。
こっからは番外編。光が横から。
セオリーに忠実でありすぎると、写真がいつも同じになってしまいますので、
微調整をしながら色々なお写真を撮ります。
これなんか、光を正面から受け止めてます。所謂”順光”。
でも上手に撮ると、髪の毛や背景に光が入り印象的な一枚に仕上がります。
前回のブログでご紹介したこの写真もそう。
セオリーをわざと無視し、大胆に撮影しました。
自然光の撮影ってとっても面白いんです。
自分なりのセオリーがあることで、
クオリティの高い写真をいつも撮れますし、大胆に遊ぶこともできます。
こっからはストロボを使ったお写真。
ストロボだってナチュラルに撮れます。
ママの訪問着はお持ちの1着。とっても素敵。
カッコよさと可愛さが同居するスーパーボーイ。
キャスケット+丸メガネでオシャレに撮りました。
最後はお辞儀。
お写真の紹介は以上です。
立派な一眼レフを持っている方から、
”全然上手に撮れなくて~”という悩みをよく聞きます。
上記の3つ守るだけで、写真のクオリティが格段に高まるので、
ぜひ挑戦してみて下さい。
あ~、写真教室やりたいな~。